楽天でんわという通話料がお得なサービスを知り、さっそく登録した。
スマートフォンで、楽天でんわアプリを使用して
電話をかけるだけでなんと通話料が半額(10.5円/30秒)となるのだ。 1
しかも基本料はなし。
使わなかった月に余計な料金がかかることもない。
まず、アプリを使う前にウェブで登録する必要があるが、
楽天会員の人は本当にすぐ会員登録終わる。
これまでにも「SMARTalk」や「050 plus」といった、
通話料が半額であったり、お得なサービスはいくつか存在した。
これらのサービスと楽天でんわが根本的に違うのは、
楽天でんわは通常の電話回線を使用していることである。
「SMARTalk」や「050 plus」はIP電話と呼ばれる類のものであり、
データ通信と同一のIPネットワークを用いて通話を実現する。
そのため、スマートフォンで使用している
電話番号とは別の番号を使用する必要があったり、
また音質が通常の電話に比べて悪かったり、といったデメリットがあった。
しかし、楽天でんわはそういったことが一切ない。
通常の電話回線を使用してるため、いつもの電話番号で相手には通知されるし、
音質にはまったく差がない。
厳密には、発進時に「0037-68-」という番号を付加しているのだが、
そのへんは楽天でんわアプリが吸収してくれるので、
利用者はそれを意識する必要はないのである。
とにかく、いいことづくめの楽天でんわだが、
ここまでメリットしかないと逆にあやしくなってしまう。
楽天でんわというサービスで楽天はどのように儲けているのか?
以下のサイトがわかりやすかった。
国内どこでも30秒10.5円の「楽天でんわ」はフュージョンが提供。スマホ通話料にメス – Engadget Japanese
サービスを提供しているのは楽天グループのフュージョン・コミュニケーションズで、
携帯電話事業者の間に入り込むことで、うまいこと利益を出しているようだ。
仮に接続料を1秒0.07円として計算した場合、30秒では2.1円かかります。2.1円の接続料を肩代わりして、本来かかる接続料2.1円を支払ったとしても、計4.2円の接続料です。両方の接続料を支払っても、単純計算で、30秒10.5円の通話料では6円ほどの儲けが出ます。
via: 国内どこでも30秒10.5円の「楽天でんわ」はフュージョンが提供。スマホ通話料にメス – Engadget Japanese
これなら納得。
注意点としては、各キャリアは特定の条件を満たすことで
無料通話を実現 2しているので、その場合は楽天でんわで個別に設定をするか、
デフォルトの電話アプリでかけるかしないといけない。
そのままかけると、10円/30秒かかってしまう。
まぁ個人的にはそんなの大した手間ではないのだけど。
このへんもうまいことやってくれたら本当に無敵なんだけどなー。
これからはしばらく楽天でんわ使い倒していきます。