Emacs では、括弧閉じ”)”にカーソルがある状態で、
C-M-p を押下すると対応する括弧開き”(“に移動するという
とても便利なキーバインド(backward-list)が割り当てられている。
Lubuntu にしてから、どうもそれが効かない。
逆ができる。
つまり括弧開きにカーソルがある状態で、
C-M-n を押下すると括弧閉じに移動する。
C-c b でキーバインドを確認しても、
C-M-p にはきちんと backward-list が割り当てられている。
試しに、emacs -q で起動しても C-M-p が効かないので、
どうやら Lubuntu か Windows にキーがとられていると判断した。
Windows で常駐しているアプリをひとつずつ閉じても変化はない。
まぁ、VirtualBox にフォーカスがある状態ではキーがとられることはそうそうないだろう。
ということは、Lubuntu 上のいずれかのアプリケーションにキーが
とられていることになる。
一番あやしいのはインプットメソッドだ。
僕の場合、iBus ではなく、fcitx というインプットメソッドを入れている。
Windows でいうタスクトレイにあるキーボードのアイコンをクリックし、設定を選択。
すると、Ctrl+Alt+P というキーバインドが
「組み込みプレエディット」に割り当てられていることがわかる。
やはり fcitx が犯人のようだ。
他にも、Ctrl+Alt が結構とられているので、
それらをすべて解除する。
何に使われているかもよくわからないので、使わないということで良いだろう。
何もキーを割り当てない場合は、
「設定したいキーの組み合わせを押してください。」
と表示されているときに Esc を押下すれば良い。
地味に悩んでいた問題だったので、解決して良かった。