Lubuntu で fcitx という IME を使用している。
Ubuntu 13.10 から iBus がヤバくなったというのはさんざん聞いていたので、
何の気なしに、Lubuntu 導入時に fcitx をインストールしてて、
そのことはほとんど忘れてた。
Lubuntu を使っていると、Ctrl-; を押すと「貼り付けを選択」というポップアップが出てくる。
これが非常にうざい。
クリップボードの履歴を5件表示して、そこから選択して貼り付けられるのだが、
Ctrl-; は Emacs の Redo に割り当てていて、衝突している。
最初は、この「貼り付けを選択」がどのアプリケーションから呼び出されているのか
さっぱりわからなかった。
タスクマネージャーであやしいプロセスをひとつずつ停止し、
Ctrl-; を押下してみる、ということを繰り返し、
ようやく犯人が fcitx であることを突き止めた。
どうやら fcitx はかなり高機能な IME のようで、
なんとアドオン機能があるらしい。
それで、そのアドオンのひとつとして「貼り付けを選択」が提供されているというわけだ。
そこまでわかったら、さっそくこのキーバインドを変更する。
端末で以下のコマンドを入力。
fcitx-configtool
「入力メソッドの設定」のアドオンタブ
Clipboard を選択して、設定
めったに使わないキーを割り当てておく。
以上。
参考:
Ubuntu Fcitx その35 – クリップボードの履歴を管理する・クリップボードの設定を行う – Ubuntu kledgeb
>これが非常にうざい。
全く同感です。
原因と対策を開示くださって助かりました。何時間ものロスになるところでした。