Excel VBA を使っていると、いろいろと思うことがある。
VBAの文法なんてちょっと調べたらすぐわかるが、
実践的なVBAの書き方は驚くほど少ない。
以下のサイトがとても参考になったので、
そのなかで、自分用にVBAのコーディングルール的にまとめておく。
随時追加する予定。
Excel VBAつかいまくってるからそろそろ腹にためてることをちょっと書き出すか – oe-roelのカオス落書き帳
個人的に知っておくべき順。
Integer型ではなくLong型を使う
Integer型を使うとほぼ間違いなくトラブルの元となる。
Integer型を忘れてLong型を使うこと。
例えば、列数をInteger型で扱っていると
Excelの上限値の半分も満たずにオーバーフローしてしまう。
if文の条件式は全て評価される
CやJavaは
if A && B
とあった場合、Aがfalseの場合はBは評価されないが、
VBAの場合評価されてしまう。
これは知らないと結構はまる。
だから必然的にif文のネストが増えることになる。
配列ではなく Collection を積極的に使う
配列を使うメリットなんてほとんどない。
動的配列を宣言して、ReDim なんて面倒くさいだけ。
便利なCollectionを使おう。
ただし、配列しか使えない場面もわずかではあるが存在するので、
その場合だけ配列を使う。
Collectionのインデックスは1から始まる
配列は0からだが、Collectionは1から。
非常に紛らわしいので注意すること。
VBAでCollectionのインデックスは1から
For Each を積極的に使う
VBAではいろんなオブジェクトを扱うので、
For Each を積極的に使う。
VBAエディタ上のCtrl+Yは行削除
普段、別の開発環境とかエディタを使っている人は
Ctrl+Z や Ctrl+Y を使用すると思うけど、
VBAエディタにおいては Ctrl+Y は行削除である。
これも最初はびっくりする。